中国に進出したスウェーデンのアパレルブランド「H&M」が、開店以来の快進撃を続けている。今年3月に香港、4月には上海で2か所、いずれも直営の大型直営店が商業地の目抜き通りに相次いでオープン。これまでH&Mはヨーロッパやアメリカでしか買えなかったため、3つのニューショップは大きな注目を集め、開店当日の朝は長い行列ができた。中国の大型連休もはさみ、混雑ぶりは5月も衰えを見せていない。
■上海店オープンに客が殺到
上海の商業地・准海中路に先月中旬オープンした1号店は、4フロアーの売り場で面積は計2200平方メートル。コスメティックを除くH&Mの全商品がフルラインの品揃えだ。この出店に合わせ、オーストラリア出身の人気歌手カイリー・ミノーグがデザイン製作に協力したビーチウエアの新シリーズが世界に先駆けて登場した。ほかにも、歌手マドンナが本格的にかかわった人気のマドンナシリーズなどのデザイン性の高い商品にも注目が集まった。
<--中略-->
■生産現場も貫く民主主義
この民主主義の理念が、社内の組織運営にも、海外での生産態勢にも貫かれている。H&Mの製品は国内外約700の協力工場で生産されている。そのすべての場所で、環境への負荷と労働条件について定めた、ネット上でも公開している同社独自の基準を厳格に守る努力を続けている。
H&Mのニルス・ヴィンゲIR統括責任者は「我々が提供する製品の製造過程が、それにかかわる人々や環境にどんな影響があるかについて常に責任をもっていなければならないからです」と説明した。
最新トレンドのデザインを低価格で大量生産する「ハイストリート・ファッション」が、各国で人気を集めている。そうした中で、H&Mの企業精神を明確にした姿勢に大きな可能性が感じられる。(一部引用)
会社と言うものは戦略と志気、その双方が成立していなければ上手く立ち行かないものである。そういった意味で会社はつねに社員が志気をたもてるように上手く仕組みを作っていく必要がある。具体的にいえばそれは福利厚生であり、職場環境であったりする。記事にあるH&Mはそれらを重視する理念を掲げ、生産現場を使い潰さない主義を貫いているのだろう。常に芽が出る会社と言うのは現場で働いている人間が生き生きとしているものだ。逆にそうでなければ今はよくとも将来は危ないと言う事になる。そこにしっかりと目を配っていくのも経営者としての責務なのは間違いない。





