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2007年06月09日

百聞は一見にしかず Googleで問題を目視する

カリフォルニア州バークリー発--Googleが提供している3次元表示が可能な地図表示ソフトウェア「Google Earth」を米国の複数の非営利団体が、森林伐採や大量虐殺といったさまざまな問題に対する世間の関心を高めるための新たなツールとして活用している。

例えば、非営利団体Appalachian VoicesのエグゼクティブディレクターであるMary Ann Hitt氏によると、多くの草の根団体が、4州にまたがる、広大なアパラチア山脈が炭鉱会社の採掘によって破壊されてきた様子を示すためにGoogle Earthの3次元地図を活用しているという。炭鉱業界は、山頂除去と呼ばれるプロセスの中で、より早く、より低コストで石炭を掘り当てるために爆発物で山頂を吹き飛ばしているという。その結果、周辺は汚染物質や廃棄物で埋もれ、川は干上がり、空気中にはばい煙が残存していると同氏は指摘する。

そこでAppalachian Voicesは、Googleの協力を得て、その周辺にある470カ所の山頂のない山々の仮想「慰霊碑」を設立した。具体的には、Google Earthの3次元地図上の各山の位置に半旗で印を付した上で、各場所に山頂除去プロセスに関する情報や案内を添付した。この地図レイヤは、Google Earthの「Featured Content」内で見ることができる。また、この地図レイヤには、アパラチア山脈の山頂除去前と除去後の航空写真、破壊の範囲を示すためのオーバーレイによる比較、さらに頂上除去の影響を受けた地域社会からの生の声や映像へのリンクも含まれている。(一部引用)

人間の多くは視覚的な情報に依存して生活しているが故に、あまり環境問題だ、環境危機だと警告されても実感は難しい。だが、それが視覚的に認識できるとすれば多少は変わってくるかもしれない。それをGoogle Earthを用いて実現しようとしている団体が存在しているらしい。

何しろGoogle Earthで確認できるほどの変化だから、それは本当に広範囲に影響を与えている環境破壊であることは間違いない。文字通り地形が変わるほどの災厄を眼にして、果たして我々はそれでも「関係ないね」と吐き捨てられるだろうか。口では何とでも言うことが出来るだろうが、その目に焼きついた事実はきっと脳から離れる事はないだろう。環境破壊は今この時も刻一刻と進んでいる。我々に出来ることはあまり大きくないが、小さな一歩も一億五千万人が行えば一億五千万歩に化ける。最終的に地球を救えるのは個人の意識の変化しかない。

ソース元URL
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20350469,00.htm


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posted by 八雲 at 12:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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